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Instagramの誹謗中傷・なりすまし

このページで知ってほしいこと

Instagramの誹謗中傷やなりすましは、投稿、ストーリーズ、リール、コメント、DMなど複数の形で起こります。削除や報告を急ぐ前に、投稿URL、画面、アカウント情報、DM、ストーリーズの表示内容、被害状況を保存し、削除申請、発信者情報開示請求、損害賠償請求、刑事告訴のどれを検討する場面なのか整理することが大切です。千葉でInstagram上のトラブルにお困りの方へ、対応の考え方を説明します。

Instagramで誹謗中傷・なりすましを受けた方へ

Instagramでは、写真や動画、ストーリーズ、リール、コメント、DMなどを通じて、誹謗中傷やなりすましが行われることがあります。自分の写真を無断で使われた、本人になりすましたアカウントを作られた、事実と異なる内容を投稿された、DMで脅された、個人情報を晒されたという相談もあります。

もっとも、不快な投稿や嫌なコメントがあるだけで、すべてが違法になるわけではありません。投稿の内容、画像や動画の使われ方、公開範囲、相手方との関係、被害の程度、証拠の有無を踏まえて、削除や法的対応を検討する必要があります。

プロスペクト法律事務所では、千葉県弁護士会所属の弁護士坂口靖が、Instagram上の投稿やアカウントの状況を確認し、削除申請、なりすまし報告、証拠保存、発信者情報開示請求、損害賠償請求、刑事告訴などの対応方針を分かりやすく整理します。誹謗中傷・ネットトラブル全体の案内は、千葉で誹謗中傷・ネットトラブルにお困りの方へのページもご確認ください。

Instagramで問題になりやすいトラブル

Instagramのトラブルは、文章だけでなく、写真、動画、ストーリーズ、リール、タグ付け、コメント、DMなどが関係するため、投稿全体を見て判断する必要があります。

誹謗中傷の投稿・コメント

事実と異なる内容、人格を攻撃する言葉、名誉や信用を害する投稿やコメントが問題になる場合があります。

なりすましアカウント

本人や会社、店舗になりすましたアカウントが、第三者に誤解を与える投稿やDMをする場合です。

写真・動画の無断利用

本人の写真、家族写真、店舗画像、商品画像などが無断で使われ、誤解や被害につながる場合があります。

晒し・個人情報の投稿

氏名、住所、勤務先、学校、顔写真、家族関係、私生活に関する情報が投稿される場合です。

ストーリーズ・リールでの拡散

一定時間で見えなくなる投稿や、動画による拡散が問題になる場合があります。画面録画などで早めに保存することが重要です。

DMによる脅迫・嫌がらせ

DMで脅されたり、性的な画像や動画を送られたり、個人情報の拡散を示唆されたりする場合です。

Instagramでは、通常の投稿だけでなく、ストーリーズやDMのように後から確認しにくくなる情報もあります。相手に連絡したり報告したりする前に、可能な範囲で証拠を保存しておくことが重要です。

まず証拠を保存してください

Instagramの投稿やアカウントは、削除、非公開化、ユーザーネーム変更、ブロック、アカウント停止などによって、後から確認しにくくなる場合があります。削除申請や通報をする前に、問題となる投稿やアカウントの情報を保存しておくことが大切です。

  • 問題となる投稿やリールのURL
  • 投稿本文、画像、動画、コメント欄のスクリーンショット
  • 投稿日時、アカウント名、ユーザーネームが分かる画面
  • プロフィール画面、アイコン、自己紹介文
  • ストーリーズの表示内容が分かるスクリーンショットや録画
  • DMの内容、送信日時、相手アカウントが分かる画面
  • タグ付け、メンション、ハッシュタグ、位置情報が分かる画面
  • なりすましの場合は、本人アカウントとの違いが分かる資料
  • 同じアカウントによる関連投稿
  • 投稿やDMによって困っていることを整理したメモ

投稿者を特定したい場合や、損害賠償請求を検討したい場合には、削除を急ぐ前に証拠保存と手続の順番を確認することが大切です。投稿者の特定を検討している方は、発信者情報開示請求のページもご確認ください。

Instagramで検討できる主な対応

Instagram上の誹謗中傷やなりすましへの対応は、投稿を消したいのか、アカウント停止を求めたいのか、投稿者を特定したいのか、損害賠償や謝罪を求めたいのかによって変わります。

Instagramへの報告

嫌がらせ、いじめ、なりすまし、個人情報の投稿、ガイドライン違反が疑われる投稿やアカウントについては、Instagramの報告機能やフォームから報告を検討します。ただし、報告すれば必ず削除や停止がされるわけではありません。

削除請求

投稿内容が名誉やプライバシーなどの権利を侵害している可能性がある場合には、削除請求を検討できる場合があります。詳しくはSNS・掲示板の削除請求のページで整理しています。

発信者情報開示請求

匿名アカウントの投稿者を特定したい場合には、発信者情報開示請求を検討することがあります。ただし、DMだけのやり取りなど、どの手続を使えるか慎重な確認が必要な場合もあります。必ず特定できるわけではなく、投稿内容や記録の保存状況、手続上の要件を確認する必要があります。

損害賠償請求・刑事告訴

投稿者が特定できる場合や、投稿内容が悪質な場合には、損害賠償請求、謝罪要求、刑事告訴を検討できる場合があります。事案ごとに見通しを確認することが大切です。

なりすましアカウントへの対応

Instagramでは、本人や会社、店舗になりすましたアカウントが作成されることがあります。本人の写真や名前を使い、第三者にDMを送ったり、誤解を招く投稿をしたりする場合には、早めに証拠を保存し、Instagramへの報告や法的対応を検討することが大切です。

なりすましの場合は、なりすましアカウントのプロフィール、ユーザーネーム、投稿内容、DM、フォロワーへの影響、本人アカウントとの違いを保存しておくと、対応を検討しやすくなります。

なりすましによって、本人や会社の社会的評価が下がったり、顧客や取引先に誤解が生じたり、画像や氏名が無断で使われたりする場合には、名誉、信用、プライバシー、肖像などの問題として整理できる場合があります。ただし、どの権利侵害にあたるかは、具体的な内容を確認して判断する必要があります。

Instagramへ報告すれば必ずアカウントが停止されるとは限りません。なりすましの内容、証拠、被害状況、本人確認資料の有無などを踏まえて、削除・停止の申請や発信者情報開示請求を検討する必要があります。

写真・動画を無断で使われた場合

Instagramでは、写真や動画が中心になるため、自分が撮影した写真、本人や家族の写真、店舗画像、商品画像などが無断で使われるトラブルもあります。写真や動画の使われ方によっては、著作権、肖像、プライバシー、名誉や信用の問題が関係する場合があります。

たとえば、自分が撮影した写真を無断で転載された場合や、本人の写真を使ってなりすましアカウントが作られた場合には、投稿内容、画像の出所、元データ、本人アカウントとの違い、第三者への影響を整理することが重要です。

ただし、写真や動画が使われていれば必ず法的請求が認められるわけではありません。誰が撮影したものか、どのように使われているか、どのような被害が出ているかを確認する必要があります。

ストーリーズ・DM・リールの注意点

Instagramでは、ストーリーズ、DM、リールなど、通常投稿とは違う形で誹謗中傷や嫌がらせが行われることがあります。ストーリーズは一定時間で見られなくなることがあり、DMは外部から確認しにくいため、早めの保存が重要です。

悪質なDM、脅迫的なメッセージ、性的な画像や動画の送信、個人情報の拡散を示唆する内容がある場合には、スクリーンショットや画面録画を保存し、必要に応じて警察相談も検討します。ただし、警察に相談すれば必ず希望どおりに進むとは限らないため、証拠と事実関係を整理することが大切です。

DMは公開投稿とは性質が異なるため、発信者情報開示請求の対象として進められるか慎重な確認が必要になる場合があります。脅迫や悪質な嫌がらせがある場合には、削除申請だけでなく、警察相談や刑事告訴の検討が重要になることがあります。

刑事事件としての対応を検討したい方は、刑事告訴の手続きのページもご確認ください。

削除を先にするか、投稿者特定を先にするか

Instagramの誹謗中傷では、「早く消したい」という気持ちと、「誰が投稿したのか知りたい」という気持ちが同時に出てくることがあります。しかし、削除や報告を先に進めることで、後から投稿内容やアカウント情報の確認が難しくなる場合があります。

一方で、個人情報が晒されている場合、なりすましアカウントが第三者へDMを送っている場合、会社や店舗への影響が大きい場合などには、削除や停止を急ぐ必要性が高いこともあります。削除を優先するか、発信者情報開示請求を先に検討するかは、一律に判断することはできません。

投稿者を特定したうえで慰謝料や謝罪を求めたい方は、損害賠償請求・謝罪要求のページも参考になります。

会社・店舗のInstagram被害でお困りの方へ

会社や店舗のInstagramアカウントになりすまされたり、商品やサービスについて事実と異なる投稿をされたり、従業員や代表者を攻撃されたりすると、顧客、取引先、採用、地域での信用に影響することがあります。

ただし、会社や店舗に対する批判的な投稿がすべて違法になるわけではありません。投稿内容が事実に基づくものか、意見や感想の範囲か、信用や業務への影響がどの程度あるかを確認する必要があります。

会社・店舗への投稿でお困りの方は、会社・店舗への誹謗中傷のページもご確認ください。継続的な事業上の相談が必要な場合には、企業法務・顧問弁護士としての相談も検討できます。

弁護士に相談するメリット

Instagramの誹謗中傷やなりすましでは、投稿、画像、動画、ストーリーズ、DM、アカウント情報など、確認すべき資料が多くなりやすい特徴があります。削除、投稿者特定、損害賠償請求、刑事告訴のどれを優先すべきか迷うことも少なくありません。

弁護士に相談することで、投稿内容を法的な観点から整理し、証拠保存、削除申請、発信者情報開示請求、相手方への請求、刑事告訴の見通しを確認しやすくなる場合があります。ただし、弁護士に依頼すれば必ず削除できる、必ず投稿者を特定できる、必ず損害賠償が認められるというものではありません。

プロスペクト法律事務所では、千葉県弁護士会所属の弁護士坂口靖が、刑事事件、交通事故、誹謗中傷、企業法務、民事事件などの法律相談に対応しています。弁護士坂口靖の経歴や対応方針については、弁護士紹介をご確認ください。

相談前に整理しておきたい資料

ご相談の際には、投稿内容、アカウント情報、被害状況が分かる資料があると、対応方針を検討しやすくなります。すべてがそろっていなくても相談は可能ですが、次のような資料を可能な範囲で保存しておくことをおすすめします。

  • 問題となる投稿やリールのURL
  • 投稿本文、画像、動画、コメント欄のスクリーンショット
  • 投稿日時、アカウント名、ユーザーネームが分かる画面
  • プロフィール画面、アイコン、自己紹介文
  • ストーリーズやDMの内容が分かるスクリーンショットや録画
  • タグ付け、メンション、ハッシュタグ、位置情報が分かる画面
  • なりすましの場合は、本人アカウントとの違いが分かる資料
  • 写真や動画の無断利用の場合は、元画像や撮影者が分かる資料
  • 相手方が分かっている場合は、これまでの関係ややり取り
  • 会社や店舗の場合は、顧客、取引先、従業員、売上、問い合わせへの影響が分かる資料
  • 削除、投稿者特定、損害賠償、刑事告訴のうち、何を希望しているかを整理したメモ

相談までの流れを確認したい方は、ご相談から解決までの流れをご覧ください。費用が不安な方は、弁護士費用のページもあわせてご確認ください。プロスペクト法律事務所の全体案内は、トップページからもご覧いただけます。

プロスペクト法律事務所の弁護士坂口靖の写真

このページを書いた人

千葉県弁護士会所属 弁護士 坂口 靖

プロスペクト法律事務所では、交通事故、刑事事件、誹謗中傷、企業法務、民事事件などの法律相談に対応しています。ご相談内容を伺い、事案に応じた見通しや対応方針を分かりやすくご説明します。

Instagramの投稿やなりすましで困ったら、証拠と目的を整理しましょう

Instagram上の誹謗中傷やなりすましは、削除や報告だけでなく、投稿者特定、損害賠償請求、刑事告訴を検討する場面もあります。まずは投稿内容、アカウント情報、DMやストーリーズの内容を保存し、どの対応が現実的かを確認することが大切です。

よくある質問

Instagramの投稿は必ず削除できますか?

必ず削除できるとは限りません。Instagramのルールやガイドラインに違反する可能性がある場合や、権利侵害が問題になる場合には削除を求める余地を検討できますが、投稿内容、証拠、Instagram側の判断、手続の必要性によって結果は異なります。

なりすましアカウントは停止できますか?

Instagramへなりすましとして報告することを検討できます。ただし、報告すれば必ず停止されるとは限りません。プロフィール、投稿内容、本人アカウントとの違い、被害状況などの証拠を保存しておくことが大切です。

ストーリーズやDMも証拠になりますか?

事案によっては、ストーリーズやDMの内容も重要な資料になる場合があります。後から確認しにくくなることがあるため、スクリーンショットや画面録画などで、日時や相手アカウントが分かる形で保存しておくことをおすすめします。

DMだけの嫌がらせでも発信者情報開示請求はできますか?

DMは公開投稿とは性質が異なるため、発信者情報開示請求の対象として進められるか慎重な確認が必要になる場合があります。脅迫や悪質な嫌がらせがある場合は、スクリーンショット等を保存し、警察相談や別の法的手段を検討することがあります。

匿名のInstagramアカウントを特定できますか?

発信者情報開示請求を検討できる場合がありますが、必ず特定できるわけではありません。投稿内容が権利侵害にあたる可能性、必要な記録が残っているか、手続上の要件を満たすかなどによって見通しは変わります。

写真や動画を勝手に使われた場合も相談できますか?

相談できます。本人の写真、家族写真、店舗画像、商品画像などが無断で使われている場合には、削除申請、権利侵害の有無、投稿者特定、損害賠償請求などを検討できる場合があります。

Instagramで誹謗中傷された場合、慰謝料請求はできますか?

投稿内容や被害状況によっては、慰謝料や損害賠償請求を検討できる場合があります。ただし、必ず認められるわけではありません。投稿者特定、権利侵害の有無、証拠、被害内容を確認する必要があります。

刑事告訴はできますか?

投稿内容やDMの内容によっては、名誉毀損、侮辱、信用毀損、業務妨害、脅迫などとして刑事告訴を検討できる場合があります。ただし、刑事告訴をすれば必ず警察が希望どおりに対応するとは限りません。証拠と事実関係を整理することが大切です。