内容証明や訴状が届いても、すぐ支払う必要があるとは限りません
最初に、誰から、どのような書類が届いたのかを確認します。請求の根拠、金額、証拠、対応期限を見たうえで、認める部分と争う部分を分けてください。
書類の種類で緊急度が変わります
相手本人や会社からの請求書と、裁判所からの訴状や支払督促では、取るべき対応が異なります。
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請求内容で確認する5つの点
請求の根拠
契約、借用書、不法行為、違約金など、何を根拠に請求しているかを確認します。
金額の内訳
元金、既払額、利息、遅延損害金、損害額がどのように計算されているかを見ます。
事実と証拠
相手の説明と実際の経緯が一致しているか、契約書、振込履歴、メッセージなどで確認します。
時効と対応期限
時効が問題になる請求もあります。訴状や支払督促など、裁判所からの書類は記載された期限を優先して確認します。
反論・減額・分割の余地
一部に理由がある請求でも、全額を認める必要があるとは限りません。反論、減額交渉、分割払いを検討します。
請求の種類によって争点が変わります
損害賠償では責任の有無と損害額の根拠を確認します。詳しくは損害賠償請求をしたい方へをご覧ください。
慰謝料では出来事の内容、経緯、金額の妥当性を見ます。慰謝料請求をしたい方へも参考にしてください。
契約違反や違約金では、契約条項と履行状況を確認します。契約トラブルの内容もご確認ください。
相談時に確認する資料
- 請求書、内容証明、訴状、支払督促、調停申立書
- 封筒と同封された案内書類
- 契約書、借用書、合意書、見積書
- 領収書、振込履歴、通帳
- LINE、メール、SNSのやり取り
- 写真、診断書、納品記録、時系列メモ
証拠の準備については証拠をどう集めればよいか不安な方へをご覧ください。
対応の大まかな流れ
書類と期限を確認する
送付者、裁判所名、事件番号、期限、期日を確認します。
事実関係を整理する
相手の主張と異なる点を時系列でまとめ、資料と対応させます。
認める部分と争う部分を分ける
回答書や答弁書を出す前に、安易な事実の承認を避けます。
交渉または裁判対応を進める
合意する場合は、必要に応じて示談書・合意書に残します。
放置しない、すぐ支払わない、感情的に反論しない。この三点を守り、書類と事実を先に確認してください。
プロスペクト法律事務所の対応
千葉県弁護士会所属の弁護士坂口靖が、支払義務の有無、金額、期限、反論できる範囲を確認します。
内容証明や訴状を放置する前に確認してください
資料がそろっていなくても、届いた書類と封筒から確認を始められます。
内容証明・訴状への対応に関するよくある質問
内容証明が届いたら放置してもよいですか。
放置せず、請求の根拠、期限、証拠を確認してください。
すぐに支払うべきですか。
根拠、金額、時効、事実関係を確認してから判断します。
訴状が届いた場合はどうすればよいですか。
答弁書の提出期限と第1回期日を確認し、証拠と反論を整理します。
支払督促が届いた場合はどうすればよいですか。
争いがある場合は、同封書類に記載された期限までの対応を検討します。
相手の弁護士へ直接返答してもよいですか。
安易に事実や支払義務を認める前に、請求内容を整理してください。


